写真で見るワークショップの流れ
教育音楽学会の主な活動は、年2回開催するワークショップにあります。
その内容は、本サイトの[これまでのワークショップ]に詳しく載っておりますが、ここでは写真を通して実際のワークショップ内容をご紹介します。
ワークショップ会場
▶第20回ワークショップ(創立10周年記念音楽祭:2017年3月26日開催)から年2回のワークショップは雪頂講堂にて行うことになりました。
第1回ワークショップテーマ
……
カノンの再発見
最強の教材を見直そう
▶教育音楽学会立ち上げにあたる第1回ワークショップは、岡本敏明生誕百周年を記念して開催
基調講演(5号館グリーンホール)
▶基調講演は本学会会長の岡本 仁氏による、食育ならぬ音育をキーワードに「音楽を知ることでいかに人生が豊かになるか」その真髄を説く
コンピュータによる音声波形の可視化
▶さまざまな音声を波形化して、科学的に捕らえてみようという試み。自然音や楽音、電子音、人の声、揺れる声、まっすぐな声などの波形を見ながら、ヴィブラートやハモル声、心地よい音や不快な音などの秘密を探る
カノン指導を受講者の前で実践
▶受講生は全員が順番にカノンを指導する。
当初は、テキストの教材を使って指揮法、指導法を学んでいたが、回を重ね、今では各自が作詞、作曲したカノンを使って実践できるまでになった
▶大人数を飽きさせることなく、緊張感を持続させながら、指揮・指導する技術は、音楽指導者だけでなく、社会人のリーダーとなるための技術とも言える
ピアノの周りに集まって、倍音を聴く
▶ワークショップのテーマの一つ、「耳を開く」ためのトレーニング。ピアノの一音一音に含まれる倍音を聴き取ろうと集中する。すると弾いた音とは違う高い音が微かに聴こえてくるようになる。耳が開いた瞬間だ
音感トレーニング
▶音育の基礎ともいえる「音感」トレーニングを実習。 分散唱・分離唱、和音唱を通して、聴くことの大切さを体感
グループに分かれて、各自のカノン作品を練習
▶この後の発表会で演奏、そして指導、指揮して自らの作品を仕上げる
第5回ワークショップ特別講義から
「楽器演奏におけるヴィブラート」
▶ヴィブラートは音楽演奏には欠かせない技法のひとつでありながら、その目的や方法論についてはあまり語られていない。この回では、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス奏者をお招きしヴィブラートについて伺った
第5回ワークショップ特別講義から
「武蔵野大学雪頂講堂パイプオルガン見学」
▶武蔵野大学には、ドイツのボッシュ社が製作したパイプオルガンが設置されている。楽器説明、演奏の合間に、この回のテーマ「ヴィブラート」にそって、トレモロ効果やビブラート効果などさまざまな音色を披露していただいた
〔講演と演奏:伊藤 繁(武蔵野大学教授) 〕
参加者全員で記念撮影
武蔵野大学キャンパスの庭にて